フェンダー・ストラトキャスターに寄せて


 

こんにちは。

去年の4月に出したブログを読み返して、臭すぎて赤面しています。怖い。でもあれが本心だったんだから仕方がない。消すのもダサいし、去年の自分が可哀想だから取っておきます。読み返したらウケたし。すばるくん、ファンクラブ作ってくれてありがとう。早く会いたいなあ。


冒頭からすばるくんの話をしておいてなんですが、今回は私の好きなギタリストについて書きたいと思います。
まあ、彼もバンドから脱退してしまったんですが。

Base Ball Bearとの出会いは小学校6年生の、私がアニメオタク真っ盛りで銀魂が大好きだった頃です。Base Ball Bear好きな方で銀魂観てた方って多いんじゃないだろうか。5ちゃんで銀魂出って言ってる人が多かったような。
Stairway Generation、めちゃくちゃ好きだったんです。今も。

銀魂のOPのそこから始まり、アルバムを買い集め、ラジオスクールオブロック(めちゃくちゃ青春思い出す)の単独コーナー、ベボベロックスを聴きまくった。しょうみ、あのコーナー持ってるバンドの中でベボベが一番面白かった。最後のベボベロックスでも誰か言ってたような気がするけど。「俺らがいちばん面白いからね」って。

バリバリ喋るこいちゃん、お調子者の堀くん、穏やかに笑って和ませる関根嬢。その中でも異彩を放つ、無口だけど最強の愛されキャラ(私はそう思ってる)湯浅将平

なんでこの人喋んないの。喋らなすぎて、湯浅さんがいるのかいないのかもラジオではマジでわかんないくらい。
でもたまーに喋ると、死ぬほど面白い。

最初はそこから湯浅将平に興味を持ったんだけれども、知れば知るほどこの人チョー面白いじゃんって思わざるを得ませんでした。急に踊りだすギタリストとか、私はこの人しか知らないし。なんで乳首にピアス空いてるの。痛風なんだっけ。めちゃくちゃ面白い。

面白さの宝庫みたいな湯浅将平の特徴の中でも私がとにかく大好きなのが、彼のギターです。

私は特別ギターに詳しいわけでも何でもないから偉そうに語れはしないけど、とにかく彼のギターは色気がある。
陳腐なこと言いたくないけど、マジで、「エモい」って言葉はここで使うべきだと思うくらい。
色気があって、どっか悲しそうで、でも軽やかで、聴いてるだけで胸の辺りがヒリヒリする。あんな爽やかな「ElectricSummer」も、湯浅将平のギターソロで切なく胸が痛くなる。
個人的に、「SIMAITAI」のイントロのギターが一番好き。ヒリヒリする。今聴くとサビの歌詞も相まって湯浅将平のギターを切なく聴かせる。

一曲一曲、全ての湯浅さんのギターが大好きなので全部語れるんだけどキリがないのでこの辺りで。

彼はあまり喋らない代わりにギターで感情、言葉、全部が出力されてるように感じる。言葉よりもギターの方が雄弁なような。髪をむちゃくちゃに振り乱して、時にはへたりこんで、体全身でギターを弾いてる。あの姿と音色だけで、ヒシヒシと伝わるものがある。

「感情表現も意思表示もクソ下手なんだからギター弾きでもしなきゃ何もわかんねーよ。」とか、こいちゃんも言ってたような。

私は彼のこと何も知らないし、Base Ball Bear湯浅将平しか見てないくせにここまで散々知ったような口聞いて申し訳ないんだけど、やっぱりBase Ball Bearの演奏で湯浅さんのギターが聴けないのはさみしいよ。3年経ってもまだ諦めきれてないよ。

某所で言ってましたね、「ヒーローに憧れる」って。
私の中ではもうギターヒーローだし、いなくなっちゃった今でもギタリストの中ではあなたが一番だと思ってるんですが。

 

関根嬢がMステに出たとき、少し思ってしまった。
湯浅さんがまだ表でやってたら、ギターの腕前買われてMステ出たりしたのかな、と。

ちくしょー、なんでいなくなっちゃったんだ。
もっと生で観に行けばよかった。もっと聴いてたかった。生で湯浅さんのギターが聴きたいのに、音源しかもう手はないのが酷くもどかしい。

行き場のない悲しみともどかしさを抱えて、今日もBase Ball Bearを聴いています。3年分のかなしみを書き綴ればこんなキモい文にもなる。

 

インスタで突然姿を表したのも面白かった。さすが湯浅将平って感じで笑ってしまった。

広大なインターネットの海はおそろしいもので、今彼が何をしているかもなんとな〜くわかる。ていうかご本人があまり隠す気がなさげですよね。もう表に出てこないんだろうとは思うけど、ギターを続けてるのもわかってる。 
だけどいつかなにかで、またあなたのギターが聴きたいです。


今は3人のBase Ball Bearを追いながら、その時を待とうかなと思ってます。

またね!