おんなのこきらいってなんなんだ

 

こんにちは

 

 

 

 

※今回は映画「おんなのこきらい」のネタバレ記事です。

 

 

突然ですが皆さんU-NEXTという動画・漫画配信サービスをご存知でしょうか。わたくし、今そのサービスの無料期間中でして。とりあえず無料期間終わるまでバリバリ映画観よう、と思い、興味のあるものだいたい観ています。

 

そして最近「おんなのこきらい」という作品を観ました。


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ぶりっ子研究家(というより女の在り方に興味関心があるんですが)としては観とこうかな〜と思い、手を出してみました。

主人公の森川葵ちゃんの役が、私が前回のモテ期の記事で書いたような「女ウケガン無視!男ウケに全振り!女と喧嘩上等!」なクソモテ女だったのでついつい気になって。まあ普通に森川葵ちゃんの役に怒りを募らせることになるんだろうな〜と思っていたのですが。ですが。

 

女がどうこうと言うより、出てくる男がクソ野郎。

 

序盤は順調に森川葵ちゃんに腹を立てていました。

クソ女がよおー!!!!!!!!とのたうち回っておりました。それが終盤に近づくにつれ、オヤオヤオヤオヤ?と疑心暗鬼に。

 

とりあえずパパっと説明すんね! 

  • ぶりっ子森川葵、仕事を得るためイケメンの雑貨作家に媚びを売る
  • 本性見破られてすげなくされる
  • 何故かそれでもしゃーなしに仲良くしてくれるイケメン雑貨作家
  • 森川葵、前から好きだったバーテンに振られる(垢抜けない系クソビッチに寝盗られる)
  • 凹んだ森川葵をなぐさめ、さも彼氏かのようにサポートするイケメン雑貨作家
  • 当然森川葵恋に落ちる
  • イケメン雑貨作家、彼女いてた(無印の服しか着なさそうな女)

 

 


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(イケメン雑貨作家と森川葵)

 

カスか??????????????????

 

 

イケメン雑貨作家、作中では偉っっっそ〜〜〜〜〜に森川葵に説教してるんです。「ありのままでいいと思うよ」とか「取り繕って疲れない?」みたいな。それこそ「俺は姑息なお前のこともお見通しだから」と言わんばかりに。

てか「周りの男はそういうのにひっかかるんだろうけど、俺はそういう男とは違うから」みたいなことをセリフで抜かしてた。

 

そりゃ森川葵演じる“ ゆるふわ小悪魔女子力爆高女”にはひっかかってねーけど(てか厳密に言えばイチャイチャはしてた)。でもお前さあ。

 

いかにもリンメルばっか読んでそうで主食は玄米か手作りの酵母パンしか食わなそうで麻で出来たペラペラカサカサのチュニック着てるような女に引っかかってる時点でお前超“ 普通の男”だかんな!!!!!!!

(※リンメルにも玄米にも手作り酵母パンにも麻のチュニックにも恨みはないです)

 

そして何がムカつくってイケメン雑貨作家が地味に私のタイプだったこともムカつく。見た目だけだけど。

 

というかさー。

偉そ〜に説教垂れてたくせにお前結局森川葵誑かしてんじゃねーかよ。挙句の果てにはリンメル彼女(リンメル彼女?)とエンカウントして耐えきれず逃げ出した森川葵を追いかけてわざわざ「言いたいことない?」とか優しく囁いて告白させて振る(頭なでなで付き☆)というクソみたいな仕打ちまでしてるんだけど。ハァ? 

女の敵って絶対こういう奴ですよね。

「常識人です」「俺はチャラくない、真面目」みたいな善人の皮をかぶったやつが一番タチ悪くない?

やってることエグすぎる。 

 

この映画を観て、女の在り方がどうこうだとかぶりっ子がどうこうとかよりもとにかく

涼しい顔で「ボク品行方正です。」みたいな空気醸し出してるクズが一番さいあくだな!!!!!!!!!!!!!

としみじみ思わされました。

 

 

 

 

 

この映画の軸であるはずの「ぶりっ子女が本当の幸せに気づく」というテーマよりも、「クソ男への憎しみ」が感想として先行してしまったのでちょっと思うところがありました。

 

映画館で観てたら普通にキレてたな。 

 

とりあえずU-NEXT最高! ではまた。

小悪魔、ゆるふわ、クソモテ


 

こんにちは。今日も今日とてひとり寂しくネットサーフィンしています。

そんなクソ非モテ女全日本代表、今日は何について書くかというと、独断と偏見に満ち満ちた「モテ」についてです。誰得?

 

まず、私の恋愛観をバキバキにかたちづくっているのは漫画モテキです。あ、映画もドラマも。

この時点であ〜あって感じしますよね。実体験じゃなくて創作物から価値観出来上がってる時点で非モテなのがひしひしと伝わる。だって若いから場数踏んでないんだもん。モテキで恋愛学んだんだもん。 

 

 

ここまで話しといてアレですが、モテキという作品についてざっくり解説します。めちゃくちゃざっくりだから興味ある人は単行本買うかドラマ観るか映画観てください。(ドラマ・漫画は内容同じだけど映画はその未来の話なので、先にドラマか漫画を読むのをおすすめします。)

 

まず主人公、サブカル大好き草食系男子童貞派遣社員の藤本幸世くん(三十路間近)。脱童貞を夢見るそんな藤本の前に美女4人があらわれ、これモテ期か?!とあーだこーだすったもんだの恋愛が巻き起こるわけです。


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(モテキ到来の藤本幸世くん。)

 

もうこのあらすじだけでお腹の辺りがソワソワします。藤本幸世の設定、リアリティありすぎでしょ。

そしてこの作品、何がいいって女性キャラがとにかく魅力的なんです。

最初に藤本にアタックする土井亜紀。藤本と友達のような関係(…だったはず)の中柴いつか。藤本を優しく、時に厳しく見守る元ヤンママの林田尚子。そしてこのモテキのラスボス、最強の小悪魔小宮山夏樹。

 

自由自在に男を振り回す小悪魔に憧れて数年、私の理想像はこの小宮山夏樹なのである。


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(右上から時計回りに小宮山夏樹、土井亜紀、中柴いつか、林田尚子。)

 

 

 

さて、この小宮山夏樹の憎めない小悪魔たる所以は何か。

そもそも私はモテる女が大嫌いだ。言うなれば、「アラサーちゃん」に出てくるゆるふわちゃんみたいな女が一番許せない(アラサーちゃんについての記事も追い追い書こうと思ってます)。

ゆるふわちゃんってどんなんだよ、と申しますと、

「わたし〜、なんか女の子に嫌われちゃうんだよねぇ………」とかほざいて男の同情買うような女だよ!!!!ていうかそういう女って大抵自分の行いが悪いせいで女に嫌われてるんですよね。男の人はあんまり気づかないみたいですけど。

一眼レフをぶら下げ、earth music&ecologyを身に纏い、茶髪のボブで童顔で低身長(後半は完全に私情ですが)。

な〜〜にが#レンズ越しの私の世界じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!全部肉眼で見ろ!!!!!!!!!!!

 

とまあ、クソモテ女子への恨み辛みは置いといて。

 

私が敬愛する小宮山夏樹には、今述べたようなクソモテ狡猾女の要素があまり無い。モテようとしてるというより、生きてるだけでモテちゃう。モテが染み付いてるから•*¨*•.¸¸☆*・゚ゆるふわ•*¨*•.¸¸☆*・゚を気取る必要が無いのだ。

髪は茶髪ボブになってたけど。主に精神面。

 

小宮山夏樹は、陳腐な言い方しちゃえば闇が深い。考えかたがいやにシビアである。今までの人生があまりスムーズでなかったことを感じさせるし、そこからこのゆる〜い魔性さとか、貞操観念のゆるさとかが生まれたのだろうなあと察することができる。でもやっぱ、シビアなのである。平々凡々の人生を送ってきた私が、小宮山夏樹のような小悪魔になれない理由は圧倒的にここだなと感じる。

 


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だって普通こんなん言えなくね?!?!?!????!!理解してよ!!!知ってよ!!!って思うじゃん?!!??

 

そう、小宮山夏樹は男に期待していないのである。

だからこそ重くないし、失敗しても怒らないし、余裕があるように見える。 

余裕がある女っていうのはモテます。だけど小宮山夏樹は一般人が思うようなまともな恋愛関係を築くつもりがない。=掴みどころがない。つまり必然的に、魔性としてクソモテする。

ヤリマンだからめちゃくちゃ女に嫌われるとは思うけど。

 

私が小宮山夏樹を好きなのは、絶対にこうはなれないという憧れと、小宮山夏樹が狡猾であり、不器用であることがわかるからだ。

だってこの人、結局モテキ本編で男を掴み取ってないし、幸せになってないんだもん。

 

 

 

そ・し・て。  

映画「モテキ」では、前述した女子4人のいいとこ取りしたような最強小悪魔キャラが登場します。


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ま、まさみーーーー!!!!!!!!!!!!!

 

可愛すぎる。可愛すぎるんですが、

同時にドがつくレベルのクソ女でもある。

簡潔に言っちゃえば、親友が好きだった男(藤本)と最終的にくっつきます。てか、付き合ってないのにむちゃくちゃチューするしセックスの手前くらいのこともする。あと金子ノブアキと不倫してる役。 でも、爆モテ。最悪なのに。

 

ここまで来て逆に嫌われないわけないだろってレベルなんですが、そこはまさみだから私も歯を食いしばって耐えています。だってまさみチョー可愛いもん。しょうがねえ。

でもまあクソ女感は否めませんが。

 

結論です。女に嫌われる女は男に爆モテする。

 

男に嫌われたいなら女に嫌われてナンボですね。どっかのモテそうな女性YouTuberも言ってたよ。「え、女に好かれてもしょうがなくなーい?」って。その発想が潔いわ。潔すぎて女からするとクソムカつくわ。でもそこなんです。女のことを良くも悪くも気にしてなくて、どっかゆるーい女がモテるんです。

 

私は一生なれないです。男に好かれたいけど女に嫌われたくないもん。周りを気にしない小悪魔性、身につく日はいつか来るんでしょうか。 

 

 

みなさんも素敵な小悪魔ライフを。

 

フェンダー・ストラトキャスターに寄せて


 

こんにちは。

去年の4月に出したブログを読み返して、臭すぎて赤面しています。怖い。でもあれが本心だったんだから仕方がない。消すのもダサいし、去年の自分が可哀想だから取っておきます。読み返したらウケたし。すばるくん、ファンクラブ作ってくれてありがとう。早く会いたいなあ。


冒頭からすばるくんの話をしておいてなんですが、今回は私の好きなギタリストについて書きたいと思います。
まあ、彼もバンドから脱退してしまったんですが。

Base Ball Bearとの出会いは小学校6年生の、私がアニメオタク真っ盛りで銀魂が大好きだった頃です。Base Ball Bear好きな方で銀魂観てた方って多いんじゃないだろうか。5ちゃんで銀魂出って言ってる人が多かったような。
Stairway Generation、めちゃくちゃ好きだったんです。今も。

銀魂のOPのそこから始まり、アルバムを買い集め、ラジオスクールオブロック(めちゃくちゃ青春思い出す)の単独コーナー、ベボベロックスを聴きまくった。しょうみ、あのコーナー持ってるバンドの中でベボベが一番面白かった。最後のベボベロックスでも誰か言ってたような気がするけど。「俺らがいちばん面白いからね」って。

バリバリ喋るこいちゃん、お調子者の堀くん、穏やかに笑って和ませる関根嬢。その中でも異彩を放つ、無口だけど最強の愛されキャラ(私はそう思ってる)湯浅将平

なんでこの人喋んないの。喋らなすぎて、湯浅さんがいるのかいないのかもラジオではマジでわかんないくらい。
でもたまーに喋ると、死ぬほど面白い。

最初はそこから湯浅将平に興味を持ったんだけれども、知れば知るほどこの人チョー面白いじゃんって思わざるを得ませんでした。急に踊りだすギタリストとか、私はこの人しか知らないし。なんで乳首にピアス空いてるの。痛風なんだっけ。めちゃくちゃ面白い。

面白さの宝庫みたいな湯浅将平の特徴の中でも私がとにかく大好きなのが、彼のギターです。

私は特別ギターに詳しいわけでも何でもないから偉そうに語れはしないけど、とにかく彼のギターは色気がある。
陳腐なこと言いたくないけど、マジで、「エモい」って言葉はここで使うべきだと思うくらい。
色気があって、どっか悲しそうで、でも軽やかで、聴いてるだけで胸の辺りがヒリヒリする。あんな爽やかな「ElectricSummer」も、湯浅将平のギターソロで切なく胸が痛くなる。
個人的に、「SIMAITAI」のイントロのギターが一番好き。ヒリヒリする。今聴くとサビの歌詞も相まって湯浅将平のギターを切なく聴かせる。

一曲一曲、全ての湯浅さんのギターが大好きなので全部語れるんだけどキリがないのでこの辺りで。

彼はあまり喋らない代わりにギターで感情、言葉、全部が出力されてるように感じる。言葉よりもギターの方が雄弁なような。髪をむちゃくちゃに振り乱して、時にはへたりこんで、体全身でギターを弾いてる。あの姿と音色だけで、ヒシヒシと伝わるものがある。

「感情表現も意思表示もクソ下手なんだからギター弾きでもしなきゃ何もわかんねーよ。」とか、こいちゃんも言ってたような。

私は彼のこと何も知らないし、Base Ball Bear湯浅将平しか見てないくせにここまで散々知ったような口聞いて申し訳ないんだけど、やっぱりBase Ball Bearの演奏で湯浅さんのギターが聴けないのはさみしいよ。3年経ってもまだ諦めきれてないよ。

某所で言ってましたね、「ヒーローに憧れる」って。
私の中ではもうギターヒーローだし、いなくなっちゃった今でもギタリストの中ではあなたが一番だと思ってるんですが。

 

関根嬢がMステに出たとき、少し思ってしまった。
湯浅さんがまだ表でやってたら、ギターの腕前買われてMステ出たりしたのかな、と。

ちくしょー、なんでいなくなっちゃったんだ。
もっと生で観に行けばよかった。もっと聴いてたかった。生で湯浅さんのギターが聴きたいのに、音源しかもう手はないのが酷くもどかしい。

行き場のない悲しみともどかしさを抱えて、今日もBase Ball Bearを聴いています。3年分のかなしみを書き綴ればこんなキモい文にもなる。

 

インスタで突然姿を表したのも面白かった。さすが湯浅将平って感じで笑ってしまった。

広大なインターネットの海はおそろしいもので、今彼が何をしているかもなんとな〜くわかる。ていうかご本人があまり隠す気がなさげですよね。もう表に出てこないんだろうとは思うけど、ギターを続けてるのもわかってる。 
だけどいつかなにかで、またあなたのギターが聴きたいです。


今は3人のBase Ball Bearを追いながら、その時を待とうかなと思ってます。

またね!

 

4月15日

 

 

自分の今の気持ちを整理するのと、これを見返した時にどんな気持ちでどんなことを考えたかを思い出せるように書いておきます。

 

 

 

まず、関ジャニ∞を好きになったのが数年前。

私はその頃ジャニーズとかアイドルとか、そういったポピュラーな存在に対してすごく偏見を持っていた。今考えるとすごくバカバカしいけど、みんなが好きなものは薄っぺらくて陳腐なもの、くだらないもの。そんな風に思っていた。

でもなんか、関ジャニ∞は違った。

アイドルらしく甘い言葉を囁くわけでもなく、キラキラしたダンスをずーっとするわけでもなく。アイドルぽくない関西弁でめちゃめちゃな下ネタを言ったりふざけたり、バンドで演奏したり。

もともとバンドが好きだったわたしが、一風変わったバンドもお笑いもこなすアイドル、関ジャニ∞を好きになるのは不思議な事じゃなかった。わたしが好きな「関ジャニ∞」のイメージを形作っていたのは、もちろん関ジャニ∞全員だといえばそうだけれど、とにかくすばるくんのイメージが大きかった。

好きになる前も、関ジャニって言ったらあのなんかちょっと怖そうなロン毛の人がいるグループか、という程度にはすばるくんのことを認識していた。それほどに、すばるくんのインパクトは強かった。

 

 

 

関ジャムがいつもトレンドに入って音楽ファンの人にも好かれ始めたり、去年のアルバム「ジャム」が自己最高記録のヒットだったり、フェスに出たり、関ジャニ∞は音楽の方面ですごく有名になってきたと思う。

そして「関ジャニバンドすごいじゃん」という感想をよく見るようになり、それに伴って「すばるくんは歌が上手い」っていうイメージが今までよりもずっとより濃く世間に広まっていったと思ってる。

私だけじゃなく周りのファンもファンじゃないけどなんとなく関ジャニ好きって人も、みんな「関ジャニ今すごく乗ってきてる、これからもっと活躍するんだろうな」と思っていたはず。私は疑いようもなく信じてた。

つぎはフジロックかな、とか、あのアーティストとコラボとかないかな、とか、私はたくさん期待した。すばるくんが真ん中に立って率いていた関ジャニ∞ならそれができると思ったから。なんでも叶えそうだったから。

すばるくんがソロで活動したり、音楽活動に積極的なのはもちろん知っていた。私は、すばるくんのその夢を関ジャニ∞みんなで叶えるんだろうと思っていた。

だからこそ、フライデーの報道が出た時も若干の不安はあったものの、ありえない、と言って笑うことが出来た。

だってすばるくんが、「一生あなた達のアイドルでいます」「俺らについてきたら間違いない」「これからもっと楽しいこといっぱいある」って言ったから。すばるくんが叫ぶ「eighter!」という声に、少なくともグループとファンへの愛情を感じていたから。

だから「すばるくんは辞めないよ」と言って笑えていた。

 


でもやっぱり、今日の出来事でファンの知りうる範囲の限界とか、無力さとかを痛感した。すばるくんを信じていた。裏切られたなんて全く思ってないけど、私はすばるくんの「グループとファンへの愛」を信じていた。

今日の11時に正式に脱退が発表になって、わたしは寝起きだったけどしゃくり上げて泣いた。数日前、噂が出ていた時からこうなることを少し考えてはいた。でも絶対ないと思っていた。絶対なんかなかった。

 


会見の動画がTwitterで流れてきてそれを見たり、フォロワーさんのツイートを読んだりした。

トレンドにすばるくん と関ジャニ がいることがとても辛かった。

私は丸ちゃん担だけど、すばるくんがいなくなることでこんなに涙が出て気持ちが沈むとは思わなかった。それだけ、すばるくんが今まで関ジャニ∞として大きい存在だったんだと感じるしかなかった。

 


「音楽活動を突き詰めるため」。

嫌な言い方だけど、わたしはそれを「関ジャニであることを捨ててまで選んだのか。」と感じてしまった。7人の関ジャニを見たいファンの気持ちはどうすればいいのか。

最初はそんなことで頭がいっぱいだった。

 


でも、すばるくんが「自分の人生を優先させてもらった」と言うのだ。

こんな言いづらい、露骨な言葉ってない。

だけど、メンバーの説得を押し切るにはそれぐらい愚直で貪欲じゃないと通用しない。

私はその本音を聞けたことが何よりの救いで、何よりの納得の材料になると思った。

 


事務所にいながら音楽の勉強もできるけど、すばるくんはそれを選ばなかった。

ただでさえ忙しい関ジャニ∞の仕事をしながら勉強、両方を中途半端にせず行うのはきっととても難しいことだ。

すばるくんは私たちを裏切ってなんかいない。関ジャニ∞への愛情があったからこそ、この決断をしたんだ。

それじゃ、どうしたって止められるわけがない。何よりメンバーが止められない、送り出したんだから私がどう思ったって仕方が無い。やっとそう思えた。

 


これから同じ目標に向かって進む7人を見ることは出来ない。6人と1人、関ジャニ∞渋谷すばる

出来ることならずーっと7人の関ジャニ∞を見ていたかった。すばるくんがふざけて、横山くんが笑って、村上くんがすばるくんをはたいて。それがずーっと続くと思っていた。

真ん中に大きく立って、ものすごい迫力で歌うすばるくん。みんなに囲まれて、ふざけるすばるくん。

すばるくんが今まで、関ジャニ∞のイメージを背負っていた部分が大きすぎるよ。

 


すばるくんがいなくなって、これからの関ジャニ∞がどうなるかは誰にもわからない。予想なんかつくはずない。

でも、絶対に絶対に、「すばるくん、グループ抜けなきゃよかったのに。」「関ジャニ、すばるくん抜けてだめになったな」とか、思わせないでほしい。

 


今はすごく悲しくてさみしくて、やりきれないけれど、これからの関ジャニ∞渋谷すばるくんが「最高だ。あんなこともあったけど、応援していて本当によかった」と思わせてくれることを信じています。